2025年09月13日
激動の1週間

ネパールは激動の1週間となりました。9月4日にネパール政府がSNSを遮断したことをきっかけに、SNS禁止に抗議するデモが始まりました。デモの拡大を受けて9日にオリ首相が辞任しましたが、デモの一部が暴徒化するなどして、結局51人が死亡する惨事となりました。
12日、スシラ・カルキ元最高裁判所長官が暫定首相に就任しました。またポーデル大統領によって下院が解散され、来年3月5日に総選挙が実施されることとなりました。
今回のデモはSNSの禁止によって引き起こされたものですが、根深い汚職やインフレによる生活苦、貧富の格差(特にネポキッズと呼ばれる特権階級の子女に対する不満)、20%と言われる若者の失業率の高さなど複数のフラストレーションが怒りの火に油を注いだ形となりました。
一般市民が窮状を抱える中、ブランド品に身を固め、贅沢三昧にふける特権階級の子女の姿には、さすがにため息がこぼれます。
先行きは不透明ですが、外出禁止令も解除されましたので,徐々に市民生活は回復するものと思われます。
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