2024年05月27日
世界の課題

大分県内の高校生たちが世界の課題を学び、解決策を考えるイベントがあったことをネットニュースで知りました。
世界の課題を自分のこととして考えてみることは、多感な高校生たちにとって大きな気づきや学びの収穫があったのではないかと思います。現場で高校生たちの生の声を聞いてみたいものです。
と、感心しながら記事を読んでいたのですが、記事に対して寄せられたコメントがどれも否定的だったことに少し驚きました。どれも他国の課題より日本の課題、地元の課題を考えるべき、というものでした。
社会の衰退に関する情報が飛び交い、不安や危機感を覚える人が増加していることを反映しているのかもしれません。日本人の7割が「日本は衰退している」と感じているというレポートもありましたから、これまで以上に多くの人が内向きになっているのも納得できます。
ただ世界のどこかの問題は、その国だけの問題ではなく、日本にも必ず影響を及ぼします。社会が他国との相互依存でなりたっている以上、世界の課題にまったくの無関心ではいけないような気がします。ポジョントークと言われそうですが……。
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