2024年03月29日
過小評価
2020年にネパールを再訪した際、卒業生たちがそれぞれの道を歩み、活躍している姿に胸をうたれました。
はじめて卒業生を送り出した2009年、学校が強烈な乱気流に見舞われた2012年からの数年、その間に発生した大地震と自分の病気………。そのとき常に気を揉んだのは卒業生たちのことでした。初等教育を提供しただけであとは自力で、というのはあまりにも無責任じゃないか?本当に社会で生きていけるのか云々。詮無いことなのに心配せずにはいられませんでした。
しかし蓋を開けてみると、それらはすべて杞憂に過ぎませんでした。卒業生たちは自らの足で立ち、逞しく歩んでいたのです。
彼らの力を過小評価し、心配ばかりしていた自分に恥ずかしさを感じます。
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