2023年07月18日
誰が、どんな思いで
目下、複数のプロジェクトの準備を進めています。プロジェクトについても物価上昇や為替相場が気になるところですが、子どもたちの世界をぐっと広げられるような意義のあるものに出来ればと考えています。
プロジェクトを実施するときにいつも思うのは、実施に至るまでのプロセスが現地の仲間やこどもたちにきちんと伝わっているか、ということです。
開発援助の失敗には様々な原因がありますが、その中のひとつが、「知らない人たちが、知らないところで決めて、よく分からないまま行う」ことです。誰がどんな思いで、どうやってお金や物、人をあつめて実施したのか、支援者の顔や気持ちが現地の人たちに見えず、その結果、お金やものを配って終わり。芽生えたのは現地の人たちの依存心だけ、というパターンが少なくありません。それを卒業して、現地の人たちに当事者意識を持ってもらうことが、とても大事です。
今回、計画中プロジェクトも一つひとつに支援者の思いがあります。それを確実に伝えていくことが、プロジェクトの成功に大きく寄与するはずです。
■朝日新聞webメディアSDGs Actionで「児童労働」について書いています。ぜひご覧ください。
■ヒマラヤ青少年育英会のホームページを移転・リニューアルしました。
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ヒマラヤに学校をつくる」上梓のお知らせ
株式会社旬報社より拙著ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦を上梓しました。子どもたちが精いっぱい駆け抜けた20年の軌跡をぜひお楽しみください。全国主要書店およびネットにて発売中です。
お知らせ
「ヒマラヤに学校をつくる」が「第65回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国図書館協議会・毎日新聞社 後援:内閣府・文部科学省 協賛:サントリーホールディングス)」の課題図書(高等学校部門)に選ばれました。
「ヒマラヤに学校をつくる」が「第65回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国図書館協議会・毎日新聞社 後援:内閣府・文部科学省 協賛:サントリーホールディングス)」の課題図書(高等学校部門)に選ばれました。
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