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2020年03月17日

ネパールの恋愛結婚

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AFP通信の「児童婚率の高いネパール、子どもの「恋愛結婚」が増加」という記事が目に止まりました。ネパールでは親や親類が占星術士と相談して子どもの結婚相手を決めるのが一般的ですが、実際には駆け落ち婚がかなり多く、ぼくの周辺にも沢山います。特に盆地出身者に多いように感じます。

中には恋人がいることを親に打ち明けられず、結婚式の当日、駆け落ちした人も何人かいました。駆け落ち婚で幸せになった人もいますが、異民族や異カースト同士の駆け落ち婚などでは問題となるケースも多いようです。

でもこうして恋愛結婚がニュースに出るということは、ネパールの家父長制が崩れる前兆、時代は変わるということなのでしょうか。。。


【AFP=時事】10代だったアーシャ・チャルティ・カルキ(Asha Charti Karki)さんは、両親には勉強に行くと言って、ボーイフレンドと駆け落ちした。ネパールではカルキさんのように、10代の子どもが自らの意思で結婚する例が増えている。
 50年前に児童婚が禁止され、法的婚姻年齢が20歳になったものの、ネパールは今でも世界で最も児童婚率が高い国の一つだ。同国の2016年の人口保健調査によると、25歳から49歳の女性の約50%が18歳の誕生日までに結婚している。
 保守的なネパールでは、結婚は伝統的に親によって取り決められる。文化的な理由または貧困から脱出するために結婚を強いる親も多い。子どもの人権保護活動家らは、そのような結婚は減少しているが、「恋愛結婚」するために駆け落ちする未成年のカップルが増えていると警告する。
 児童婚撲滅に取り組む世界的団体「ガールズ・ノット・ブライズ(Girls Not Brides)」のネパール事務局のアナンド・タマン(Anand Tamang)氏はAFPに、「このような結婚は、私たちにとっても政府にとっても大きな課題となっている。親と話すことはできるが、自分たちの判断で結婚できると思っている少年少女を説得することは難しい」と語った。
 特に少女の場合、駆け落ちすると家族の支援を失ってしまうことから、自発的な児童婚は親による強制的な結婚と同じように、学校中退や家庭内暴力(DV)、健康問題といった危険があるとタマンさんは指摘する。
 カルキさんも結婚後、学校を中退し、家事や家族といった責任と向き合わなければならなくなった。そして、すぐに妊娠したことに気付いた。
「私はまだ16歳で、自分がどうなるのか理解していなかった」と、カルキさんは2歳の娘をあやしながら言った。
■結婚は誤りだった…
 地方では10代の恋愛は社会的に受け入れられないことも多く、若いカップルは駆け落ちして結婚し、自分たちの関係を正当化する必要があると感じている。また、妊娠したために結婚しなければと思う若者もいるという。未成年者が恋愛結婚する場合、正式な届け出をすることはほとんどない。
結婚は同義ではないということを理解することが重要だ」と、女性・子ども・高齢者省のクリシュナ・プラサド・ブサル(Krishna Prasad Bhusal)氏はAFPに語った。
 カルキさんは、英慈善団体「VSOネパール(VSO Nepal)」による少女同士の支援プログラム「シスターズ・フォー・シスターズエデュケーション(Sisters for Sisters' Education)」に参加している。自分の経験を共有することで他の少女たちを助けることができればとの思いからだ。
 このプログラムでカルキさんは、結婚生活で虐待を受けていた17歳のアラダナ・ネパール(Aradhana Nepal)さんの「お姉さん」として、離婚し学校に戻るよう説得にあたった。
 ネパールさんが、ある少年と駆け落ちしたのは13歳の時だった。その少年のことはほとんど知らなかったが、二人の関係がうわさとなり、ネパールさんは自分の評判を守るため結婚するしかないと思ったという。
 ネパールさんは結婚してから、その少年が暴力を振るう薬物中毒者だと知った。逃げ出すまでの数か月間、夫の暴力に耐えた。
 ネパールさんはこう振り返る。「あれは誤りだった。結婚から逃げ出すことで、自分の命を救うことができた」 【翻訳編集】 AFPBB News


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