限られた時間の中で自分で

2019年07月13日

立ち止まるきっかけに

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先日、初めてお会いした人と話をしていたとき、「日本はなにもかもあたりまえになってしまって・・・」というような話が自然と出てきました。そんな話をしている内に窮状を抱え厳しい生活をしている子どもたちのことを思いだしました。僕自身、日本での生活が長くなるにつれ、いろいろなことが”あたりまえ”になってしまい、いつの間にか感謝の念を忘れていることを痛感します。すべて自分自身の弱さです。

清潔な飲み水、身体や衣服を清潔に保つための水と知識、いつでも受けられる医療・・・数え上げればきりがありませんが、生きるために必要なもののほとんどが”あたりまえ”に手に入り、それを享受している日本の生活。しかし世界に目を向けると、――ネパールにかぎらず――ただ今日を生きるために生きている人がたくさんるわけですから、その現実を忘れてはいけないと改めて思います。

今週は同世代の人達の集まりで話をします。飽食の時代に育ったぼくたちが立ち止まって自分たちを見つめ直す。そんなきっかけとなる話ができればと考えています。自分自身のためにも・・・。


■ヒマラヤ青少年育英会のホームページを移転・リニューアルしました。



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