2019年06月26日
卒業生が先生に・・・・

「卒業生がヒマラヤ小学校の先生になる」
長年、僕たちが描きつづけている夢のひとつです。ただ、何が何でもというのではなく、意図せず自然と実現できればいいなぁ、と考えている夢です。
ネパールにいた頃、とてもお世話になり、個人的にも学校運営の手本としていたバクタプールのエベレスト学校は教員の大半が卒業生でした。学校側が主導している訳でなく、教員として学校に戻りたいという卒業生が多いと聞きました。学校に愛着や誇りを持った卒業生が教員になることで当事者意識を持ったスタッフが増えれば、学校の歯車は自然と良い方向に向くのではないでしょうか。
実は以前、卒業生の中から数人をピックアップして教師を養成しようと試みたことがありました。支援者の賛同を得て資金の目処も立っていたのですが、結果は芳しくありませんでした。途中で気持ちが変わったり、結婚して家庭をもったりと実現しなかった理由もさまざまでしたが、なにより理想実現のためにこちらでレールを敷いて型に嵌めようとしたことが失敗の一番の原因でした。
卒業生の人生は彼らが自ら決めるもの。本気でなりたい子が出てきたら全力で応援すればよいのだと、その失敗を通して気がつきました。想いを持って活動を続けていれば、いつか実現する日もくるはずです。大旱の雲霓を望むがごとし・・・。そんな思いもありますが、とにかく慌てず、休まず、諦めず、その日が来るのを心静かに待ち続けていこうと思っています。
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