あの日から10年豊かな人生

2019年02月02日

魔女狩り

インド東部のオリッサ州で魔女狩りで母子5人が殺害されたニュースが目に止まりました。インドやネパールの村では今も尚、家畜が大量に死んだり、病気などの不幸が起こると、災いをもたらしたのは魔女の仕業だと考え、誰かを魔女にして糾弾する因習が残っています。

人の手には負えない問題を魔女のせいにすることで村人の恐怖心を取り除き、結びつきを強くするということなのでしょう。共通の敵を作ることで集団の結びつきを強固なものにすることは、どの社会でもあることですが・・・。

ニューデリー(CNN) インド東部オリッサ州の警察は31日までに、同州の村で「黒魔術」を使ったとされる女性とその子ども4人を殺害し、村の井戸に遺体を投げ捨てたとして男6人を逮捕したと発表した。

地元警察当局者によると、容疑者のうち5人は同じ家族のメンバーで、もう1人はまじない師だという。

6人は今月24日、女性の家に侵入し、この女性と生後10カ月から12歳までの子どもたちをバールで殴って殺害した疑い。翌日帰宅した夫が犯行の跡に気付いて通報した。

警察が現場の血痕をたどり、井戸から遺体を発見した。

男たち5人の家では昨年12月、12歳の娘が病死していた。一家から相談を受けたまじない師は、村に魔女がいるせいだと主張した。

一家はこれを受け、被害者の女性に抗議していた。その後、家族の中にもう1人病人が出たために犯行を決意したとされる。

6人は殺人と犯罪の共謀、魔女狩りの容疑で逮捕された。

オリッサ州やジャルカンド州などインド東部の農村地帯では、住民らによる魔女狩りの例が後を絶たない。同国当局の統計によると、2016年に魔術を使ったとして殺害された被害者は134人に上った。

オリッサ州では13年、魔術を理由にした中傷や嫌がらせに最大で禁錮3年の刑を科す法律が制定された。


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