2017年06月22日
退学した子どもたち
先日、ヒマラヤ小学校を訪れたことのある友人と会い、子どもたちの話で盛り上がりました。はじけるような笑顔、胸をときめかせて授業を受ける姿、さまざまな体験を取り込みながら自らをどんどん高めていく姿・・・どれも心を捉えて放さないものばかりです。
すっかり幸せな気分に浸り、帰途につきましたが、電車の中でふと学校を辞めて行った子どもたちの事を思いだしました。「学校へ行ったらお父さんに叩かれる」と言って泣きながら学校を辞めた子、債鬼に責められ、紙切れに「Thank you」という手紙だけを残して夜逃げをしていった子・・・・。詮無いことと分かっていながらも、退学を阻止できなかった自分の無力さにため息がこぼれました。
みんな、今頃、どんな人生を歩んでいるのだろう・・・・。
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