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2016年06月23日

守るべき名誉

先日、パキスタンで、意に沿わない結婚をした妹を実の兄弟が殺すという痛ましい「名誉殺人」が起きた報道によると、パキスタン国内での今年の最初の5カ月間に発生した名誉殺人は計212件にのぼるという。なんとも言葉を失ってしまうが、守るべき「名誉」とはいったい何なのか、自分なりに考えるきっかけにしたい。




パキスタン・イスラマバード(CNN) パキスタン東部のグジュランワラ地域警察は18日までに、家族の意に沿わない結婚を選び、第2子を妊娠中の22歳女性が兄弟に首を切られるなどの攻撃を受け、死亡したと報告した。

CNNの取材に応じた女性の夫によると、妻が診察のため産婦人科病院を訪れた際、母親が現れ、実家へ無理に連れ戻していた。家に着くと木の棒でたたき、その後に兄弟が首をかき切ったと主張している。

夫婦は3年前に結婚。夫は「法の裁きを願う。首相に助けを求める」と嘆き悲しんだ。地元警察によると、母親に逮捕状が出されたが、兄弟は逃走中だという。

一方、同国のシアルコートでも18日までに、21歳の男が結婚相手の選択に反対し、19歳の妹を大きな木の棒で殴り、頭蓋骨(ずがいこつ)を打ち砕いて殺害する事件があった。

容疑者は地元警察の監房でCNNの取材に応じ、「妹が望んだ結婚で言い争っていた」と明かし、「妹を殺す意図はなかった。事件以降、泣き続けている」と悔やんだ。女性や容疑者の父親は、娘が結婚したがっていた男性の家族とは縁続きの関係にあるため結婚に反対していたと述べた。

兄が妹を殺害したことについては「口論が過熱し、息子は怒りにまかせて反応した。最後は名誉の問題になっていたと思う」と述べた。事件の発生は父親が警察に連絡していた。

パキスタンでは、結婚問題などで自らの選択を優先させた男女が家族らに殺害されるいわゆる「名誉殺人」の多発が問題となっている。この種の悲劇は同国で殺人事件とみなされているが、防止策の徹底で政府に一層の努力を促す声もある。

同国の独立機関「人権委員会」によると、国内で今年の最初の5カ月間に発生した名誉殺人は計212件。被害者には男性50人と未成年者38人が含まれる。

名誉殺人は部族の慣習に起因するともいわれ、家族や村落に不名誉をもたらした処罰ともされる。人権委員会によると、国内で昨年、親族らに殺害された女性は約1100人。また、女性に対する性的暴行事件は900件以上で、自殺や自殺未遂を図った女性は約800人としている。




hsf at 00:00│
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