みんな一歩ずつたかが名前

2014年08月13日

「適時」

8月13日

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熱心に当ブログを読んで下さっている方はご存知だと思いますが、ヒマラヤ小学校はクラーク記念国際高校の生徒有志による3年間の募金活動を経て建設されました。高校生有志の3年間の地道な募金活動がなければヒマラヤ小学校は存在しなかった訳で、子ども達、支援者はもとより学校を通じて知り合った人たちとも当然、出会う事はなかったはずです。そう思うと、少し大げさですが「運命」を感じずにはいられません。

学校が開校したのが今から10年前の2004年。僕がネパールに渡って丁度6年、28歳の時でした。引き算をすると、学校建設に向けた募金活動が始まったのが25歳の時。体力と気力だけが唯一の武器。周りが――今以上に――見えてない上に、先への心配など微塵も感じない、ただ若さに任せるだけの時期だったからこそ、やり抜けたのかもしれません。もし今、「もう一度、一からやってみろ」と言われたら、間違いなく白旗を揚げます。

物事には全て「適時」というものがあって、遅すぎても早すぎてもいけません。人に恵まれ、タイミングに恵まれ・・・・さまざまな幸運に恵まれた「適時」だったからこそ、開校出来たのがヒマラヤ小学校。だからこそ、その幸運に感謝して学校を大切にしたいと思うのです。


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