与えられるだけでなく、与える事で夏のイベント

2014年06月13日

熊谷守一展

6月13日

2014年06月18日熊谷守一_edited-1

先日、松山での用事の合間に、ミウラートヴィレッジで開催された「熊谷守一展」を鑑賞した。熊谷守一の絵がこれだけ一堂に会いする展覧会は珍しいのではないだろうか。充実の展示で観たかった作品を全て見る事が出来、大満足。しっかり心の洗濯が出来た。

美しい作品もさることなが、野間仁根との関係や、二科会で厳島神社へ写生旅行に出かけた際、一人だけ道端の茄子を描いたり、蟻が左足の2番目から歩き出す事を発見した等々、超人、熊谷守一を知る様々なエピソードの展示は見応えがあった。

熊谷守一は著書の中で、「下手といえばね、上手は先が見えてしまいますわ。行き先もちゃんとわかってますわね。下手はどうなるかわからないスケールが大きいですわね。上手な人よりはスケールが大きい」と語っているが、ヒマラヤ小学校の子ども達の描く絵のスケールが常に大きいのは、学校で美術を学んでいないだけに技術や知識に頼らず、無心で描いているからなのかもしれない。


H26年ヒマラヤ小学校10周年記念絵画展2ヒマラヤ小学校開校10周年記念絵画展

会場:まちかど美術館
323-0023 栃木県小山市中央2-1-8-1F Tel0285-21-3381
会期:2014/6/24〜7/6 開館時間:10:00~18:00 
*6/30(月)休館。最終日7/6は16:00まで

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