DNA子ども達の手にかかれば

2013年08月26日

王道なし

8月26日

resize1789

カトマンズの朝は、早朝の授業を終えた大学生や登校途中の小中高校生で溢れている。初めてカトマンズを訪ねた人の中には、その光景を見て、「あれ、みんな学校へ行っているじゃないか」と驚く人も多い。確かに社会の変化と共に「教育」への関心が高まり、就学する子どもの数は年々増加しているが、その陰には学校へ行かず児童労働者として働いている子や、何千人という子が人身売買されている事実がある。実際、往診などで幹線道路の裏へ行くと、今も働いている子どもをよく見かける。15年前に比べてその数は――カトマンズの人口増加もあり――、増えているように感じるくらいだ。

ヒマラヤ小学校を含め、ネパールではさまざまな団体による就学支援活動が行われているが、現実はなかなかゴールが見えない状況だ。時々、そんな状況に徒労感を覚える事もあるが、それでも一歩ずつ積み上げて行くしか道はないのだろう。やはり支援活動に王道ないのだ。


お知らせ


第19回全国「かまぼこ板の絵」展覧会

SKMBT_C224e13071819280_0001■会場:西予市立美術館ギャラリーしろかわ 
〒797-1717愛媛県西予市城川町下相680番地 TEL 0894-82-1001(代)
■展覧会期間:平成25年7月20日(土)〜12月8日(日)
■休館日:毎週 火曜日(祝日の場合は翌日休館)
■開館時間:9時〜17時
■入館料:一般400円、高校・大学生300円、小・中学生100円

hsf at 00:00│
DNA子ども達の手にかかれば