諦めたくはない。伝統のハリ技

2013年04月21日

治療三昧

4月21日

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成績発表の翌日から、ヒマラヤ小学校は5日間の短い春休みに入った。といっても学校では希望者を対象に外国人ボランティアによる特別授業が行われていたので、完全に休校になったわけではない。長期休暇の間、こうして学校を開校するのは初めての試みだったが、いつでも学校が開いているというのは良い事だと思う。毎日、熱心に特別授業に参加した児童も大勢いたようだ。

春休みの間、僕自身は学校を離れ、治療活動に集中して時間を過ごした。しばらく往診が出来ていなかったパナウティなどへも出かけ、久しぶりの治療三昧の毎日だった。学校を開校する以前は、こうして一日中、治療に明け暮れていた訳だが、今思うと、よくあんな感じで続けられたなぁ、とヒヤッとする。あれはきっと、周りを一切考えずに動ける20代独特の強烈なエネルギーのお蔭だったのだと思う。思えば、よく鼻血も出ていた。

学校を開校した後は、治療活動と学校の両立という大きな課題に直面したのだが、治療に対する考え方が少しずつ変わり、不思議と良いバランスで2つの活動を続けることが出来ている。もし、どちらか一つの事だけを続けていたら、今頃、きっとパンクしていたはずだ。それだけ僕にとっては大事な活動で、2つの活動が僕の精神面を上手く補完してくれているのだと思う。



お知らせ

昨年12月に都内で開催しましたヒマラヤ小学校絵画展「Our School life」の絵が、ボランティアサークル、チョラチョリの皆さんのご協力を頂き、伊勢原市で展示されます。ぜひお運びください。

ネパールからの便り・ヒマラヤ小学校絵画展2

【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ





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