食った、食った変わりゆく社会

2013年04月09日

教育普及キャンペーン

4月9日

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期末試験が終わった翌日、先生達をはじめ子ども達、外国人ボランティア(米、英、カナダ、スイス、ノルウェーから来校中の7名)と共に村々を周り、教育普及ラリー(キャンペーン)を行った。2011年から始まったキャンペーンも今回が3度目。これまでは山の上の村々が中心だったが、今年はブンガマティ村周辺地域を周る事になった。

現在、ヒマラヤ小学校で学ぶ児童の多くは、内戦や災害など様々な理由で他の地域から移住して来た家庭の子ども達だ。地元出身の児童の割合は既に1割程度にまで減っている。ここ最近、先生たちから「もっと地元にも目を向けるべきではないか」との意見が多く出るようになった事から、今回はブンガマティ周辺を周る事になったようだ。

通りを歩く人々に学校のチラシを配りながら教育の必要性を訴えるという地道な活動だが、教育を根付かせるためには必要不可欠な第一歩だと思う。ただ待っていても何も始まらない。とにかく、なんでもいいから出来る事をひとつでも多く実行する事で、突破口を見つけられたらと思う。キャンペーンはビクラム暦の新年まで続く予定。

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