量より質?寝る子は育つ

2012年07月31日

してやられた

7月31日

ヒマラヤ小学校の中で特にクラスの纏まりが良いのは間違いなく1年生だろう。女子が圧倒的に多いという事も纏まりの良さに繋がっているのだろうが、何事も阿吽の呼吸でやり遂げてしまう連携の良さには驚かされる事が多い。僕など何時もやられっ放しだ。

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先日、1年生の女子児童が支援者宛てに手紙を書き始めたところ、「私も、私も」と言って他の児童たちも次々に紙と鉛筆を取り出して手紙を書き始めた。誰かが手紙を書き出すと、付和雷同的に手紙を書き出すのはどのクラスでも同じだ。翻訳する身としては、土用波に当たったようで少々辛い点でもある。

暫くすると、1年生の児童たちがこぞって職員室に手紙を届けにやって来た。みんな一生懸命書いたんだなぁ、と思い、一人ひとりの頭を撫でながら手紙を受け取り、早速、翻訳作業を始めてみると、あれ、どの手紙も殆ど同じ。中には一字一句同じものも・・・・・・・・・

暫くどうしたものか考えていたが、でも、まぁ、こうして皆で一緒に書き上げることで手紙の腕が上達していくのだと思えば、それほど悪いことではない気もする、なんて前向きな事を考えていると、ふと1年生のニヤっとした顔が浮かんで来た。今日もお嬢様達にまんまとしてやられた、ということかな。





hsf at 05:18│
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