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2012年05月18日

守・破・離の実践

5月18日

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ヒマラヤ小学校の教育が充実してきたのは、専門家を含む外国人ボランティアとの交流と、そこで学んだ知識と技術を活かそうとする先生達の努力の賜物だと思う。先生達が懸命に自己陶冶を目指す姿を見ていると、少し大げさかもしれないが「守破離」の思想を実践しているように思えることがある。

「守破離」というのは修行の段階をあらわす教えで、指導者から何かを学び始めてから、ひとり立ちしていくまで、守・破・離という順に段階を進んでいくというもの。知識の伝承、教育の原点でもある。

先日、ギャニ先生がエロイセさんから教わった単語探しゲーム(5月12日)を授業の中で応用している姿を見かけた。幼稚園児用に文字を絵にしたり、少し走らせてみたりと、ギャニ先生なりのさまざまな創意工夫が見られた。すでに「守破離」の「破」の域に達しているようだ。

すべては真似から始まり、そこに創意工夫を取り込むことで、自分なりの形というものができてくる。数年前に比べ遥かに頼もしくなった先生達。これからも守・破・離の段階を着実に歩むことで、大いに自己陶冶を果たしてほしい。

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「単語さがしゲーム」ホワイトボードに向かってダッシュ!

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喜びの3点倒立をする勝者と、膝を折って悔しがる敗者


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