豊かなのはどっちあれから14年

2012年05月12日

男子よ、奮い立てい!

5月12日

ヒマラヤ小学校は開校以来、女子教育に力を注いでいる。僕自身、ネパールで教育支援活動を始めたのも、伝統的なカースト制度で女子が教育を受けることができず、生きるために必要な基本知識を身につけないまま母親になるため、多くの子ども達が感染症で苦しんでいる現状を目の当たりにした事が切欠だった。ネパール社会の中で殆ど眠ったままの状態にある女子の能力をフルに生かす事ができれば、国はきっと発展できるのではないだろうか。そのためにも女子教育の充実を図る必要があるのだと思う。

そんな訳でヒマラヤ小学校では女子教育に力を注いでいるのだが、いつの間にか児童数の割合でも女子の数が男子をかなり上回るようになり、実は今年度、1年生のクラスには男子が一人しかおらず、幼稚園年長クラスに至っては男子ゼロという状況だ。

女子教育に力を注いでいる上に、数でも男子を圧倒しているせいか、ヒマラヤ小学校では何事も女子が強く、元気がいい。先日、外国人ボランティアのエロイセさんの授業(3年生)で、チームを男女に分け、黒板にランダムに書かれた英単語を読み上げ、それを早くタッチした方が勝ち、という「単語探しゲーム」を行ったのだが、何度やっても女子が圧勝。男子は女子に不正があった、と負け犬の遠吠えを繰り返すばかり・・・・・・このままではいかん。男子よ!奮い立て。ますらおのことなれ!!


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よーい

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ほれ! 女子の勝利

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ほれ! 女子の勝利

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相手にならないわ

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つ、つぎは見とれぃ

hsf at 00:00│
豊かなのはどっちあれから14年