ヒマールのチウラ拾い生花で楽しむ”ロマンティクボヘミアンズ”、KICK OFF

2012年01月17日

リキシャよ、永遠なれ!

1月17日

カトマンズ盆地ではガソリン不足が続いている。供給は少しずつ改善している様だが、まだ簡単に手に入るような状況ではない。僕のように普段、バイクを使って移動している者にとってはそれなりに問題で、ガソリンがなければバイクだって無用の長物だ。

以前はガソリン不足になると、あの手この手を使ってガソリン入手に奔走していたのだが、今回は不思議とそういう気持ちが起こらず、「なければ歩けばいいや」と思い、学校や往診先までは、歩いたりバスを使ったりして、何時もよりのんびり動いている。

先日、歩いて往診先へ向う途中、町角のリキシャ(人力車)の運転手と目が合ったので、久しぶりにリキシャに乗って見ることにした。停電で薄暗くなった迷路のような街を、風を切るように爽快に走るリキシャ。思っていたよりも快適で驚いた。もう少し見直されてもいいと思うのだが、近代化と共に急速に存在意義が失われていく事は否めないだろう。いつかリキシャが街から姿を消す日が来るかもしれない。リキシャの運転手の屈託のない笑顔を見ながら、ネパールの未来に小さな不安を覚えた。

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お知らせ

生花で楽しむ“ロマンティック ボヘミアンズ”

Where is Alice?の宮城春菜さんのご協力をいただき、1月18日から31日までの日程で伊勢丹新宿本店5階で開催される「生花で楽しむ“ロマンティック ボヘミアンズ」において、ヒマラヤ小学校の卒業生らが将来の自立を目指して職業訓練所で制作したフェルトが販売されます。ぜひ、ご協力を宜しくお願いいたします。

■1月18日(水)〜31日(火)
■新宿店本館5階=ザ・ステージ#5


自由と平和を願うチベットの夕べ@めぐり

2012年1月21日土曜日
16時30分 開場
17時〜   映画「ヒマラヤを越える子どもたち」20分
17時30分〜ソナム・ギャルモの歌 タブラ;アブドゥル・ラーマン 40分
16時15分〜チベット料理の会(料理指導;リンジン・ギャリ)

会場  めぐり
参加費 3,500円(映画・歌・食事。バター茶以外の飲み物は別です)

ヒマラヤの青い空の下、透明な声と心で歌うチベット民謡は聴く人の心に響きます。今回は厳寒のヒマラヤ山脈を越え、チベット亡命政府のあるインド/ダラムサラへと向う子供たちの姿を追った「ヒマラヤを越える子供たち」という短編ドキュメントを上映いたします。チベットの唄姫ソナム・ギャルモの歌と共に、手作りのチベット料理もお楽しみいただけたらと思います。 背景の壁にはチベットの子供たちが描いた素朴な絵の展示もいたします。チベットの仲間たちと共に、小さなチベットワールドへのお越しをお待ちしております。

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この記事へのコメント

1. Posted by こぶた   2012年01月17日 20:21
5 吉岡さん
ガソリン不足、想像するだけでも大変ですね。吉岡さんのご苦労が目に見えます。でも、捉え方を変えて前向きに(徒歩で)活動してみえる姿は流石だなと思いました。お身体に無理のないように頑張って下さい。ガソリン不足が早く改善されますように。
2. Posted by 吉岡大祐   2012年01月18日 10:51
こぶた様
温かいコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
>>捉え方を変えて前向きに  
いえいえ、毎日、ため息をこぼしながら、ぼやいていていますよ。でも、ネパールは何事も慌てたら負けですから、のんびり構えてはいます。今後とも宜しくお願いいたします。

ヒマールのチウラ拾い生花で楽しむ”ロマンティクボヘミアンズ”、KICK OFF