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2011年11月28日

12歳の自分探し

11月28日

先日、福井県の小学校の先生から12才の子どもを対象にしたアンケートの依頼を受け、ヒマラヤ小学校の各学年で学ぶ12歳の男女、6人にアンケートを実施した。

アンケートの依頼書によると、小学校の学級活動の中で「12歳の自分探し」というテーマに取り組むそうで、「数十年前の6年生」「海外の6年生」の多様な考え方に触れる事で、児童に生きていること、食事ができること、学校で勉強ができることなど、当たり前ととらえている自分の身の回りにあるたくさんの幸せに気づかせる事を目的としているそうだ。ヒマラヤ小学校としてこのような素晴らしい活動に関われた事を本当に嬉しく思う。

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実は僕達の回りには小さな幸せが沢山あるはずなのだが、普段の生活の中でそれをなかなか実感出来ないのは、きっと全ての事が当たり前になりすぎているからではなだろうか。小さな幸せに気づくためには、まず自分自身を客観的に見つめなおし、自分を知る事が大事だと思う。自分を知ることが、ひいては”足るを知る事”に繋がれば、たくさん小さな幸せに気づき、実感できるはずだ。「12歳の自分探し」を通して、子ども達には沢山の幸せに気づいて欲しいと思う。

さて、ヒマラヤ小学校のアンケート結果が、なかなか特徴的だったので一部を紹介したい。

Q自分と同じ12歳の子どもたちはどんな夢を持っているのか、考えたことはありますか。

ない、または、あまりない、という答えが殆どだった。日本と異なり年齢を殆ど意識しないからだろうか。もし12才という記載がなく、単に“学校で学ぶ子ども達”となっていたら答えは変わっていたかもしれない。あまり他人の夢にまで興味を抱く余裕がないのも事実だろう。

どんな大人になりたいですか?

圧倒的に多かったのが、学校長を含め先生のような優しい大人という回答だった。社会的な現状から教師が親代わりを務める事が多く、子ども達が教師に対し憧れや尊敬の念を持っている事がわかる。また教師と児童と距離が近いヒマラヤ小学校の特徴が現れている気がする。

目標としている大人や尊敬している人はいますか?

多くが校長先生と答えていた。ヤッギャ校長が何事にも本気で向かい合っている事を子ども達が実感しているからだろう。

目に見えるもので大切だと思うもの(こと)はどんなもの(こと)ですか?

学校という回答が殆どだった。学校が子ども達の心の居場所となっているのだろう。正直、嬉しいことだ。

目に見えないもので大切だと思うもの(こと)はどんなもの(こと)ですか?

全員が未回答だった。これは子ども達だけでなく説明をした先生達にも理解できなかったかもしれない。

この他にも興味深い回答がたくさんあった。いつか日本の子ども達のアンケート結果も含め、「12歳の自分探し」の纏めを手にする機会があれば、ブログの中で紹介したいと思う。



hsf at 10:38│
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