タルー族職員会議

2011年10月14日

どれだけ心を込めたか

10月14日

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今回の単身医療キャンプは、西部、南ネパールのバルディヤと呼ばれるジャングル周辺に暮らすタルー族の集落を中心に行った。今回は単身ということや、僕自身がタルー族の人々の生活に関心を抱いていた事もあって、学校や寺院など特定の場所に人を集めるのではなくタルー族の各集落を周って治療を行う形をとった。初めての土地での治療だったが、知人に紹介してもらった元バルディヤ国立公園の職員の方に協力してもらったお陰で、恙無く実施することが出来た。こんな時、地元の人の協力は本当にありがたい。

今回、治療したタルー族の人々だが肝臓疾患と心臓疾患のお年寄りがいた以外は、頭痛や目眩、関節痛などが殆どで思ったよりも状況は良い感じだった。ただし目と呼吸器の疾患がかなり多かった事は気になるところだ。なにか生活習慣と因果関係があるのかもしれない。もう少し長期間に渡って活動する必要がありそうだ。というよりも、ぜひとも長期間活動したいと考えている。

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活動中、治療したお年寄りからバナナの差し入れを受けた。ささやかな治療に対するお礼だそうだ。治療を通して患者と心が通じあった時ほど嬉しい瞬間はない。お年寄りのくれた一本のバナナのお陰で、旅の疲れも、焼け付くような日差しを浴びて消耗していた体力も一気に回復した。

“大切なのはどれだけ沢山の事をしたかではなく、どれだけ心を込めたか” マザーテレサの言葉をふと思い出した。


hsf at 08:00│

この記事へのコメント

1. Posted by 雨ふり   2011年10月14日 22:05
5 こんにちは。治療の旅の報告を楽しく読ませていただきました。タルー族の人達を治療される吉岡さんの姿と文面から治療への熱意が伝わってきました。吉岡さんの思いに患者さんも応えて下さったのだと思います。お礼の気持ちがこもったバナナの味は格別だったのではないでしょうか。これからも心を込めた治療を続けて下さい。応援しています。
2. Posted by 吉岡 大祐   2011年10月15日 01:20
雨ふり様

コメントをお寄せいただきありがとうございます。
ささやかな活動ですが、患者さんの心が少しでも救われたらという思いで続けています。患者さんの心が救われるためには、常に”心の込もった治療”でありたいと思っています。まだまだ勉強する事ばかりです。
タルー族職員会議