乙女の祈り役割を与える

2011年06月15日

医療キャンプ

6月15日

治療先日、11日(土)に山の上の村で小児科と内科、婦人科の医療キャンプを開催した。実は今回の医療キャンプは今年2月に開催を予定していたのだが、僕の一時帰国が続いたため準備が遅れてしまった事や、参加を予定していた医師の日程調整が上手くいなかったため、3ヶ月ほど遅れての開催となってしまった。ただ、開催が延期になった事で計画を練り直す事が出来、結果的にとても意義のあるキャンプになった。これも大勢の方の協力のお陰だ。心から感謝したい。


今回の医療キャンプでは村のヘルスポストの協力を受け、施設を使えたことがとても良かったように思う。決して十分でないもののベッドや一応の医療器具が揃っているヘルスポストを利用できた事で、学校の校舎や寺院などで簡易的に作った治療室よりもスムーズな対応が出来たように思う。また地元の青年団などの協力によって広範囲の地域の人々が参加出来たのも良かった。300人を超える人々がキャンプの恩恵を受けられたのは青年団の協力あっての事。こうした活動に地元の若い人たちが積極的に協力してくれる事は本当に嬉しいことだ。

キャンプ今回は小児科のキャンプということで、ヒマラヤ小学校の子ども達にも参加を呼びかけたところ大勢の児童がキャンプに参加した。4,5年の上級生が下級生の手を引いて山道を歩いて来てくれたのだが、上級生達は単に下級生のお世話だけでなく、順番待ちの人々の整理や受付のお世話など医療キャンプを自主的かつ積極的に手伝ってくれた。本当に心優しい子ども達ばかりで頭が下がる思いだ。次回は少し遠くの村でキャンプを予定している。今回のキャンプの収穫を次に活かして、より良い活動を展開できればと思う。


こども











hsf at 11:12│
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