足るを知る預金の大切さ、連携の大切さ

2011年01月17日

新しい学校つくり

1月17日

ジャンプあと2ヶ月もすると3学期の期末試験が始まる。1、2学期の成績が芳しくなかった児童にとっては進級を決めるために、どうしても落とせない大事な試験だ。義務教育のないネパールでは年3度の学期末試験の成績によって進級が決まり、及第点に達しない場合は留年となる。実際にヒマラヤ小学校でも毎年、残念ながら数人の児童が留年している。小さいうちから試験に追われる事には首を傾げたくもなるが、とにかく全員進級を目指して頑張って欲しい。

3学期の期末試験が終わり成績発表が行われると、5年生がヒマラヤ学校から巣立っていく。卒業生を送り出すのも、もう3度目だ。今年、卒業する児童は2004年のヒマラヤ小学校の開校と同時に入学した最後の児童ということもあって感慨深い。考えてみれば、来年度からは開校当初の様子を知る児童が一人もいなくなることになる。不安もあるが、新世代の子ども達との学校づくりは楽しみでもある。

これから、7年間で見えてきた問題点を一つずつしっかり改善させ、浅い川も深く渡りながら、新世代の子ども達と一緒に新しい学校づくりを進めていきたい。



hsf at 20:52│
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