支援のあり方について考える新しい学校つくり

2011年01月15日

足るを知る

1月15日

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学校で活動をしていると、子ども達から学ぶことが本当に多い。先日、東京-銀座ロータアクトクラブから若者6名がヒマラヤ小学校を訪れ、子供達と一緒に果樹園の井戸堀に汗をながしてくれた。作業が終わり、一生懸命お手伝いをしたご褒美にロータアクトの皆さんからケーキをプレゼントして貰った時のこと。幼稚園クラスで学ぶ6才の女の子がケーキを一口食べた後、突然「家にもって帰ってもいいですか?」と、訊いてきた。なんでも初めて食べたケーキがあまりに美味しいので、お母さんにも食べさせてあげたいのだという。本当は甘いものに飢えているはずなのに。。。。。

「足るを知る」、児童の温かい優しさからそんな言葉が浮かんできた。足るを知ることは幸せに通じるという。子ども達が貧しくても、底抜けに明るく幸せな笑顔を持っているのは、きっと「足るを知る」という心を持っているからだろう。またひとつ、子ども達から大事な事を学んだ気がする。

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