学習発表会の準備進む!教育の質について

2010年05月14日

メラニーさんによる勉強会

5月14日

ワークショップ長かったゼネストが明け、ようやく9日(日曜)から学校が再開した。ゼネスト中は学校だけでなく商店や事務所なども閉まっていて、こんなに休んでも大丈夫なのかと心配になったりもするが、そこは流石ネパール。誰一人として慌てていない。これこそ僕たち日本人が一番学ばなければいけない点のような気がする。

今日から火曜と金曜の週2回の予定で、フランス人教師のメラニーさんによるワークショップが始まった。メラニーさんには子ども達への指導だけでなく、ぜひ先生達への指導もして欲しいとお願いしたところ、指導ではなく共有と言う形でなら、という事でお引き受け頂く事になった。先生達の中には未だ十分な研修を受けていないため、“指導に自信がない”という不安の声もある。ぜひメラニーさんとの交流やこうしたワークショップを通して、先生達に自信を持って貰えたらと思う。

校長初日の今日は「子ども」をテーマにワークショップが行われ、参加した先生達も活発に意見を交わすなど有意義な学びの時間となった。振り返ってみると、僕自身、これまで子ども達と関わりながら、じっくり「子ども」について考えた事はなかった。今日のワークショップでは、いろんな角度から「子ども」いつて考えることができ、新たな“気付き”も幾つかあった。より良い支援活動を展開するためには、まず何よりも「子ども」について知ることが大事だと改めて感じたひと時だった。

次のワークショップでは「幼児教育」について学ぶ予定。来週も本当に楽しみだ。





hsf at 03:21│
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