アシュミタ せんせい卒業後の就学支援

2010年03月26日

G.Pコイララ元首相

26日

コイララギリジャ・プラサド・コイララ元首相が死去された。85歳、不屈の精神で激動の時代を駆けた政治家、ネパールにとっては正に宝石のような人だった。21日、カトマンズ市内のスタジアムで行われた告別式では、大勢の国民が最後の別れをつげに集まった。

コイララ元首相は4度、首相を務めた老獪な政治家だ。ネパール政治を読む上でコイララ元首相の言動は欠かすことが出来なかった。コイララが動けば政治が動く、そんな声も良く耳にした。その一方で汚職政治家としてのイメージも強く、首相在職中などはむしろ批判的な意見を耳にすることの方が多かったように思うが、先日の国葬式を見る限り、やはりコイララという政治家は人々に希望と勇気を与え、国民の心の支えだったんだなぁと思う。

僕がコイララ元首相と初めて会ったのは今から10年前の2000年、B.Pコイララ記念がん病院の落成式典での事だった。主賓として式典に出席されたコイララ首相(当時)が、日本人の僕を見て親しく話しかけてくれたのだ。僕が鍼を使って癌患者の鎮痛治療をしている旨を伝えると、『ネパール国民を代表して感謝します。どうか苦しむ人々が安らぐよう頑張って欲しい』という温かい言葉をかけて貰った事を鮮明に覚えている。一国の首相から受けた激励は、僕が治療活動にまい進する大きなきっかけになったことは言うまでも無い。

ネパールの政治は今も深い混迷の中にある。果たしてコイララ元首相が目指していた真の民主主義は達成できるのだろうか。コイララ元首相亡き後のネパール政治をしっかり見つめて行きたい。



hsf at 21:25│
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