松山の子ども達による絵画展心の交流

2010年03月19日

松山の子ども達による絵画展 2日目

19日

絵画展昨日からバクタプールのエベレスト学校で始まった松山の子ども達による絵画展『Beauty of Matsuyama through the eyes of Children”』は、今日も朝早くから大勢の人々が会場を訪れた。特に今日はヒマラヤ小学校や加盟しているUPSBENの子ども達も会場も訪れ、前日にも増して賑やかな絵画展となった。

今日は午前中、エベレスト学校の図書室で松山を紹介するイベントを開催した。イベントでは、まず僕が写真を使って絵画展で展示されている絵と関わりのある場所や人物などの説明を行い、その後、2009年に松山を訪問したヒマラヤ小学校のヤッギャ校長が松山訪問の感想を交えながら松山の説明を行った。ヤッギャ校長の松山訪問の感想は個人的に何度か訊ねたことがあったが、今回の話はこれまで以上に興味深い内容だった。特にヤッギャ校長が何度も繰り返し、松山の人々との触れ合いについて話していたことが故郷を松山に持つ一人としてとても嬉しかった。

紹介午前中に松山を紹介するイベントを行ったことで、来場した人々の絵に対する理解はずいぶん深まったように思う。初日、松山を代表するお菓子、坊ちゃん団子やタルトが描かれた絵に対する質問が数多く寄せられたが、今日は坊ちゃん団子やタルトの絵を見た子供たちが『ミタイ、ミタイ(お菓子)』と言って喜んだり、中には食べるふりをする子もいたりした。

今回、ネパールで絵画展を通してふるさと松山について紹介する機会を得たことを本当にうれしく思う。貴重な機会を下さった松山青年会議所の皆さん、また絵画展開催にあたり全面的に協力してくれたエベレスト学校関係者の皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたい。また、なによりも参加してくれた松山、そしてネパールの子供たちに心からお礼を言いたいと思う。いつか絵画展に参加した松山とネパールの子ども達がお互いの国を訪ね、出会う日がくるかもしれない。そんな時、今回の絵画展で見た絵を思い出してくれたなら、これほど嬉しいことはない。




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松山の子ども達による絵画展心の交流