アシュミタ理事会

2010年03月02日

子ども達からの報告

メダル長い帰国日程を終え、2月上旬にネパールに到着して以来、なにかと慌ただしい毎日が続いている。いつもながら帰国前と帰国中、心ならずもブログを更新する事が出来ず、10月22日から更新が止まったままの状態が続いていた。一応、ほぼ毎日、日記は書きためているのだが、停電などもあってなかなか更新作業が思うように進んでいない現状だ。

先週末にようやく11月14日分まで更新することが出来たが、気がつくと3月に入ってしまった。ということで、これから現在と過去の日記を同時に更新していこうと思う。ぜひ、ブログを通して帰国中の活動についてもお伝えできればと思う。よろしくお願いします。


さて、ネパールに戻ってからほぼ毎日のようにヒマラヤ小学校を訪ねているが、子ども達は皆、元気に充実した毎日を過ごしているようだ。留守中に背が伸びた子、縄跳びが上手になった子など、子ども達からもいろんな報告があって賑やかだ。唾をまき散らしながら必死になって報告してくる子ども達の姿は、いつもながら微笑ましい。

メダル先日、ネパールに着いて初めてヒマラヤ小学校を訪ねた日の事。学校へ着くと空手部員達が駆け寄ってきて「押忍!!」と挨拶をした後、首からぶら下げたメダルを見せながら、「おれは金を取った」「おれは銅」「わたしは銀」と自慢げに報告してきた。嬉しい話ではあるが、一体、何が起こったのか分からなかったので、ヤッギャ校長に詳細を訪ねてみると、実は今年1月に開催されたアプスベンの合同運動会の中で空手も競技種目に選ばれ、空手をやっているヒマラヤ小学校と、2カ月ほど前から空手を始めたばかりのキッズマリー小学校の2校が参加して、空手競技を行ったそうだ。体重別に各校2人ずつ、合計4人がトーナメント形式で対戦。この試合、なんと3番と4番は同一3位になるそうで、つまり勝っても負けてもメダルが貰える仕組みになっていたようだ。さらに相手は2か月前に空手を始めたばかりという事もあって、ヒマラヤ小学校の空手部員の多くが金、銀、一部、銅メダルもいたが、全員がメダルを取得したようだ。なるほど。
 
部員子ども達は勝ち負けよりもメダルを貰う事が嬉しいのだから、これも“良し”だろう。空手部員達が胸元のメダルを揺らしながら、自慢げにある歩く姿はなかなか立派で、凛々しいものがある。兎にも角にも、子ども達がこうして元気に充実した毎日を送っている事が何よりも嬉しい事だ。子ども達、全員に金メダルをあげたい。



hsf at 15:44│

この記事へのコメント

1. Posted by 別府   2010年03月07日 21:01
(あえて)お帰りなさい(^^)

2003年(曖昧…)に学校を建てに行った別府です。
覚えていらっしゃるでしょうか?
(体調不良でご迷惑おかけしました…)
お久しぶりです。お元気ですか?

少し前にこのblogを見つけて、ちょくちょく覗いてました(^-^)

ネパール…とても懐かしいです。
雑踏、独特の匂い、物乞いをする人々、丘のレストランで食べたご飯、建設現場から見た景色、ホームステイ先から見た星空、サプライズのBirthdayParty。
そして子供達の笑顔が強烈に焼き付いています。

皆、元気に大きくなったでしょうか?
日本語をとても上手に話していた男の子は今も日本語を話していますか?

ネパールでの経験は間違いなく、私の一部になっています。
とても、あの空気が恋しいなぁ…
あー…行きたい。


そしてスポーツシップ…知らなかったです。
参加させて頂くかもしれません(゚.゚)
アシュミタ理事会