2009年10月13日
真剣に向き合う
10月13日
空手部の女子から「男子が真面目に稽古をしない」と苦情を受けた。女子の話によると、稽古中、師範のビジャヤさんが見ていないところで、一部の男子が小石や消しゴムの破片を投げたりして、悪ふざけをするのだという。女子がその事を注意すると、男子が怒ってしまい、空手部の中で小さな争いが起こっているとのことだった。
空手部の活躍はブログやホームページでもお伝えしている通りだが、もしかすると活躍を褒められる事が増えた事で舞い上がってしまい、緊張感が欠落しているのかもしれない。空手の稽古では、ちょっとした気の緩みが怪我に繋がってしまうため、これまでにも連続して着を忘れるなど、空手部員の間に気の緩みがあると感じた時には、全員を集めて叱った事が何度かあった。時々、こうして部としての綱紀を粛正する事は、緊張感を保つ上でとても重要な事だと思う。
今回も空手部員を集め、部員一人ずつに問題についての事情や考えを話させる事になった。男子、女子それぞれに言い分があるようで、しばらくの間、かなり熱い論戦が行われた。(論戦を展開したのは悪ふざけをしたと言われる数名の男子で、他の男子からは女子をかばうような発言だった。)
当初は女子の発言に口を尖らせていた一部の男子空手部員だったが、ヤッギャ校長が両サイドの話にしっかり耳を傾けた事で少しずつ落ち着きはじめ、やはり末が悪かったのだろう、最後には「自分たちが悪かった」と詫びを入れることになった。その後、ヤッギャ校長は部員に胸に手を当てさせ、「みなで心を一つにして頑張ります」などの誓いを立てさせた。これにて一件落着。子ども達の心というのは単純なようで複雑だったり、複雑なようで単純だったりと、なかなか見極めるのが難しい。だからこそ、ヤッギャ校長のように、何時でも、どんな事でも子ども達と真剣に向き合う事が大切なんだと思う。
さて、その日の稽古だが、少し前までの争いが信じられないほど息がぴったりと合い、顧問のビジャヤ先生が「今日はどうしたんだ?」と首を傾げるほど、素晴らしい内容だった。雨降って地固まる。空手部がこれからさらに大活躍しそうな予感がした。
*男子と女子の争いで思い出すのは、丁度1年ほど前のファッションショーでの争いだ。あの時も争いの後、一気に子ども達の気持ちが纏まり、ファッションショーの大成功へと繋がった。懐かしい出来事。
空手部の女子から「男子が真面目に稽古をしない」と苦情を受けた。女子の話によると、稽古中、師範のビジャヤさんが見ていないところで、一部の男子が小石や消しゴムの破片を投げたりして、悪ふざけをするのだという。女子がその事を注意すると、男子が怒ってしまい、空手部の中で小さな争いが起こっているとのことだった。

今回も空手部員を集め、部員一人ずつに問題についての事情や考えを話させる事になった。男子、女子それぞれに言い分があるようで、しばらくの間、かなり熱い論戦が行われた。(論戦を展開したのは悪ふざけをしたと言われる数名の男子で、他の男子からは女子をかばうような発言だった。)

さて、その日の稽古だが、少し前までの争いが信じられないほど息がぴったりと合い、顧問のビジャヤ先生が「今日はどうしたんだ?」と首を傾げるほど、素晴らしい内容だった。雨降って地固まる。空手部がこれからさらに大活躍しそうな予感がした。

hsf at 07:19│