「サマーケナフイベント2009」 2日目Rabbit came to the school

2009年08月22日

第3回こども環境ケナフ会議

8月22日

会議今日はパタン市内のヒマラヤホテルで、「第3回こどもケナフ会議」を開催した。会議には主賓の森林・土壌大臣はじめ、政府関係者、国際機関関係者、教育関係者、ケナフみどりの少年団の子ども達などが参加して大いに盛り上がった。今回の会議は2005年の第1回会議、2006年の第2回会議とは少し異なり、構想の具現化のための話し合いの場となるようにセットした。

会議では、まずKDNのサダナ・タパさんから、これまでのネパールでのケナフ活動について報告が行われた。子ども達の将来の自立を目指し、ヒマラヤ小学校の開校と同時に始まったケナフ活動もあっとう間に5年半が過ぎた。サダナさんの報告を聞きながら、失敗も含めた一つ一つの活動の積み重ねが、今につながっているんだなぁと思い、感慨深かった。

みどりの少年団その後、釜野博士から「釜野式ケナフの無薬品パルプ、紙つくり」についての発表、ディポック森林・土壌大臣のスピーチ、最後に「サマーケナフイベント」に参加した「ケナフ・みどりの少年団」の子ども達の代表が元気よくスピーチをして会議の第1部は終了した。

第2部では、ユネスコと共にネパール各地で「コミュニティ学習センター」を主宰し、各地で識字教育や職業訓練などを行っている「学校外リソースセンター」理事長のタックルマン・シャキャ氏、エベレスト・イングリッシュスクール校長のバクタラージ・ラージバンダリ氏、釜野博士、サダナさんの4者によるパネルディスカッションが行われ、有意義な意見交換となった。

釜野博士今後のケナフ活動については、いろんな道が考えられると思うが、これまで通り学校でのケナフ活動(種まき〜栽培~観察〜収穫〜物つくり)を通してケナフの正しい知識の普及、そして、物つくりによる自立意識の高揚を図りながら、次のステップへ行くことが大事だ。特にネパールで広く使われている楮や三椏のパルプと混ぜることで、新しいネパール紙を作るという発想のもと、枯渇が危惧されているそれらの天然資源を保護すること。同時に政府機関や各団体と協力して、ケナフを自立支援の素材として発展させることが不可欠で、そのためにも近い将来、研修センターの開設が必要になってくると思う。

ゴールまであと一歩のところまで来ている今、もう一度、気を引き締め直して今後の活動を頑張りたいと思う。


*動画で見る第1回、第2回こども環境ケナフ会議

第1回こども環境ケナフ会

第2回こども環境ケナフ会議



hsf at 19:34│
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