押忍!空手大会「サヨナラ」

2009年01月31日

恐ろしい日

1月31日

ヒマラヤ小学校で2学期期末試験の成績発表が行われた成績表の受け取りには父兄同伴が義務付けられているせいか、子ども達にとっては年3回ある成績発表の日が一番、恐ろしい日のようだ。先日、翻訳した手紙の中にも成績発表について“恐ろしい”と書いている子が大勢いた。成績が悪いと、もちろん叱られるのだろう。

今回の成績発表では、勉強が苦手な児童3名が一緒に逃亡するという問題?も起きた。結局、3人とも学校傍の空き地で見つかったのだが、勉強が苦手な児童にとって成績発表が恐ろしい日である事は間違いないようだ。当たり前と言えば、当たり前だが。

チョコレートネパールでは嬉しい事があると、当事者が周りにプレゼントを配るという習慣がある。プレゼントといっても様々で、大がかりなものでは当事者が宴会を開いて、友人や知人と喜びを分かち合う事もある。日本とは逆の習慣でなかなか面白い。今日は成績発表で上位にランクした子ども達から、予定通り?次々にチョコレートをプレゼントして貰った。なんだか喜びのお福分けのようで嬉しいものだ。

さて今回の試験で一番良く頑張ったのは、きっと5年生のシャルミラではないだろうか。全体として成績が下がっている中で、1学期の8番から、一気に4番まで成績を上げたのだ。シャルミラは大人しい性格の女の子で、成績は何時も中くらい。あまり学校の中では目立たない存在だ。

シャル今年に入ってからシャルミラが休み時間に教室で勉強している姿をよく見かけるようになった。初めの内は宿題を仕上げているだけかと思っていたのだが、担任のビディヤ先生からも「最近、シャルミラが良く頑張っている」という話をよく聞くようになり、シャルミラがコツコツと勉強を頑張っている事が分った。今回、その努力が実ったのだから、自信に繋がったのではないだろうか。

成績が上がった感想をシャルミラに訊ねると、「嬉しい」と、満面の笑みを浮かべながら、素直な答えが返ってきた。お母さんからはご褒美として学校用の靴を買って貰ったそうだ。片道2時間の道のりも、お母さんから貰った新しい靴ならきっと軽やかだろう。これからのシャルミラの成長が本当に楽しみだ。


hsf at 07:12│
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