青春第一期アプスベン教育研修

2008年09月06日

押忍!!少年カラテカ スニール

9月6日(土)

空手が始まってから数か月。子ども達の空手熱は増すばかりだ。放課後の校庭にこだまする「押忍、押忍」という少年カラテカ達の大きな掛け声は、聞いていて本当に心地が良い。

スニール雄姿正直、子ども達がこれほどまで空手に熱中するとは思っていなかった。稽古は忍耐力を必要とするため、遊び半分の気持ちならきっと続かないだろうなぁと考えていたのだが、意外や意外、子ども達は厳しい練習に耐えながら、確実に力を付けている。サボったら即中止という約束も多少の効果があったのいかもしれないが、やはり師範のビジャヤさんがたいへん熱心に子ども達を指導してくれた事が大きい。空手教室も人に恵まれたなぁと思う。


スニール少年カラテカ達の中でひときわ空手に熱中しているのは、間違いなく4年生のスニールだろう。稽古に対する真剣さは群を抜いていて、額に汗を流しながら小さな体を一生懸命動かす姿は、少年カラテカそのもの。特に連続技が上手く出来ない時に悔しがる表情など、プロ顔負けの“本気度”だ。スニールが寝ても覚めても空手の事ばかり考えている事は、彼のノートに空手の絵が沢山描かれている事からもよく分かる。

今日はビジャヤさんが10月に予定されている空手大会の事でヤッギャ校長と打ち合わせがあったため、暫くの間、ビジャヤさんの代わりにスニールが稽古を仕切る事になった。憧れのビジャヤさんから思いがけない指名を受け、スニールは天にも昇るような気持ちだったに違いない。

稽古スニールの稽古はすこぶる厳しくて、通常20回のスクワットを50回、突きや蹴りなども全て通常の稽古の倍近くやらせ、カラテカ同志を困らせていた。『普段より多いぞ』という不満に対しては、口を尖らせながら「黙って続けろ!!」と声を高めた。冷やかすクマールには後ろから思いっきり蹴りをお見舞いしていた。ビジャヤさんの期待に応えようと、スニールなりに頑張ったのだろう。

スニールの夢は黒帯を取って空手の師範になること。これだけの熱意があれば、きっとスニールの夢はきっと叶うだろう。師範になったスニールがヒマラヤ小学校の子ども達に稽古をつけるなんて事も、将来、出来るかもしれない。

回し蹴りただしスニール、実践はすこぶる苦手のようで、スパーリングでは常に逃げ腰姿勢。カラテカ同志達から、稽古で絞られたお返しと言わんばかりにお尻に強烈な蹴りをお見舞いされていた。それでもスパーリング後の礼では、まるで勝者のように大きな声で「押忍」と叫ぶところなど、空手に対する熱意だけは間違いなくチャンピオンだろう。来週も少年カラテカ達の大きな掛け声を聴くのが楽しみだ。


回し蹴り1

hsf at 06:24│
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