評価基準悲しみを乗り越えて2008

2008年05月07日

CD完成

5月7日(水)

ラクシミラクシミのCDが遂に完成した。開校当初から子ども達には、事あるごとに『何でもいい、何か一つ信じられるものを見付けて欲しい』と言い続けてきたが、たまたま5年生のラクシミは詩と歌に希望を見出し、懸命に夢を追い続けていたところ、今回、オリジナル曲のCD制作という大きなご褒美を頂き、夢を実現する事ができた。本当に夢のような話だ。ラクシミはもちろん、教職員、ヒマラヤ小学校の小さな子ども達まで全員がCDの完成を喜んでいる。ラクシミの活躍によってヒマラヤ小学校みんなの気持ちが一つになった事は、何よりも嬉しいことだ。こんなに幸せな事はない。

CDには全5曲が収められている。当初、頂いた支援金(チャリティ販売されたラクシミの詩集「希望の光を求めて」の売上)の使途については、先生たちの間でもラクシミへの音楽教育という意見が非常に多かったのだが、録音という意見がどうしても捨てきれなかったため、今回の録音で一番お世話になったラマ先生に相談したところ、“録音がいい。今のラクシミの声で録音する事に意義がある”と言われた事で決心が着き、レコーディングの話が一気に盛り上がった。

CDに収められた初々しく可憐なラクシミ歌声を聴くと、“今のラクシミの歌声を録音する事”が出来て本当に良いかったなぁとつくづく思う。

ヒマラヤ小学校の最上級クラスで学ぶラクシミの活躍は、下級生たちにとって大きな希望、そして目標となるだろう。今回、ラクシミの努力が、大きな成果としてひとつの形になった事はとても意義深いと思う。出来ないとあきらめてしまえば、その時点で全ての可能性がなくなってしまう。例え夢のような話でも、“出来るかもしれない”と、希望と信念を持ち続ける事が大事なんだと、ラクシミが僕たちに教えてくれたような気がする。

ぜひ、のびのびと歌う14歳のラクシミの可憐な歌声を大勢の人にお楽しみ頂きたい。

CDは美味一服めぐりでチャリティ販売しています。1枚1000円


勉強させて欲しい

作詞・作曲 ラクシミ・ナピット(14歳、ヒマラヤ小学校5年生)

ねぇお父さん 私にも勉強させて欲しい。
ねぁお母さん 私にも字を覚えさせて欲しい。
学校へ向かう友達 私といえば畑仕事へと向かい・・・・・

ねぇお父さん 私にも勉強させて欲しい
ねぁお母さん 私にも字を覚えさせて欲しい。
友達は一緒に学校へ行き 私は薪と飼葉を集めに行く

彼らの手には鉛筆とノート
私の背中には飼葉を入れた籠

ねぇお父さん 私にも勉強させて欲しい
ねぁお母さん 私にも字を覚えさせて欲しい

私も幸せになりたい 夢がある
天まで届くほど 大きな人間になると・・・・
私はなぜ 悲しみの海のような運命を背負っているのだろう

ねぇお父さん 私にも勉強させて欲しい
ねぁお母さん 私にも字を覚えさせて欲しい



hsf at 04:33│
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