チャンパデビ参り2日目心地よい気候

2008年04月15日

ビデオ制作

4月15日(火)

ラクシミのレコーディングの日程がほぼ決まり、練習も大詰めを迎えている。ビナヤ・ラマ先生の指導の元、一生懸命練習を続けてきた甲斐あり、ラクシミは自信を持ち始めているようだ。急遽、レコーディングに参加する事になったナニタも必死に練習を続けているので、何とかレコーディング本番までには間に合いそうだ。明日も練習が続くが、満を持して本番に挑んで欲しい。

昨年の秋、「ヒマラヤ小学校〜子ども達の夢と共に〜」と題したヒマラヤ小学校の紹介ビデオを制作し、大勢の方に御覧いただいた。第一作目という事でヒマラヤ小学校を知っていただくための簡単な内容だったが、これまで言葉だけでは伝えきれていなかった多くの部分が、映像を通して伝わった事を強く実感した。現在、その2作目となる作品を制作中だが、今回もなかなか企画と構成が纏まらず苦戦している。

当初、他の村から移住してきた3名の児童とその家族について取り上げる予定で撮影を進めていたが、途中からいろんな迷いが出始め、作業は中断したままの状態だ。ビデオを通してヒマラヤ小学校の何を伝えるべきなのか、そして、どのように伝えるべきなのか、すっかり頭の中が真っ白の状態になってしまった。

ビデオ撮影丁度、同じ頃、ラクシミの自作曲をレコーディングするという夢の企画が纏まり、言い出しっぺの責任者として練習日程や伴奏者の調整、編曲者との打ち合わせ等、ラクシミの練習も含めてレコーディング作業に全て付き添うことになった。レコーディングの準備が進むにつれ、期待に胸を膨らませたり、不安に駆られたりしながら、一歩ずつ成長しているラクシミの姿を間近で見ていると、ラクシミという一人の児童の成長の記録を通して、ヒマラヤ小学校の何かを伝えられるのではないか、という気持ちが高まってきた。

まだ完全に決めたわけではないが、レコーディングによって複雑に変化するラクシミの心や成長を紹介できればと考えている。なんとか頑張ってみたい。


hsf at 03:32│
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