新年会二ロージュ

2008年01月03日

尼寺で脳血管疾患の治療

1月3日(木)

治療2朝、がん協会のラヲット会長に連れられ、パタン市内の寺院で僧侶の治療をした後、ブンガマティ村にある尼寺で『脳血管疾患CVD』の患者を対象にした治療を行なった。治療活動の効率化と共に、同一の疾患を持つ患者が集まる事で互いに励ましあったり、情報交換できる場が作れたらとの考えから始めた、同一疾患の患者を集めた治療も今回で4回目の開催となった。毎回、僕にとって大きな勉強の機会となっているが、昨今、自分なりの治療法を見つける事に少々悩んでいることもあり、治療事態は少し不完全燃焼気味だ。こうした施術者の心の迷いが治療効果に顕著に現れるから、鍼灸治療は本当に不思議だと思う。

今日はネパールを訪問中の日本人鍼灸師の方にも治療にご参加いただいたが、呼吸法や運動などを取り入れた治療法は、僕にとってとても新鮮だった。やはり他の鍼灸師の方の治療に間近で触れることは良い刺激となる。これまで“1人でも多くの患者を治療したい”という気持ちばかりが先立ってしまい、一人ひとりの症状を良く見るという東洋医学の長所であり、治療の基本の部分が疎かになっていた点を、僕は猛省しなければいけない。

治療1結局、今日は8名の患者全員を通常の約2倍の時間を掛け、じっくり治療していただいた。患者の顔にも何時もより満足感が漂っていた。夕方からはコカナ村で往診治療。先日、痛みが再発したクリシュナさんの状態が少し改善していた。まだまだ寒い日が続くので、気を抜かないようしっかり治療を続けたい。


hsf at 02:00│
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