ビナの成長、栄養摂取プログラム自立への道

2007年07月02日

予防接種

7月2日(月)

B昨日に引き続きB型肝炎とポリオの予防接種を実施した。開校以来、学校として子ども達への保健衛生教育に力を注いできたが、やはり感染症から子ども達の身を守るためには、こうした基本的な保健衛生知識と共に予防接種が必要となってくる。

今回、接種したポリオは実際には生後2歳くらいまでに摂取が薦められているが、無料にもかかわらずヒマラヤ小学校の児童は1人として予防接種を受けていなかった。児童の生活環境を考えれば、彼らの多くはポリオの危険と隣り合わせの不衛生な生活を送っているので、どうしても接種は不可欠だと思う。

B型肝炎は主として血液を介して感染する。村では様々な人生儀礼頭の際に頭を丸める習慣があるが、そのとき他人と同じ剃刀を使う事が多い。その他にも傷口等から流れる血を平気で触っている様子も良く見かける。ネパールの農村村でB型肝炎の罹患者が比較的多いと報告されている事には、上記以外にも理由があると思うが、子供達が危険に晒されていることに変わりない。

今日は生まれて初めての予防接種ということで、子ども達はかなり興奮気味だった。注射が好きな子なんていないと思うが、こんな時、普段やんちゃな児童ほど怖がっているのは、なかなか面白い。

2日間で全児童への予防接種を終える事が出来た。ポリオやB型肝炎以外にも、腸チフスやA型肝炎等の予防接種も実施したいのだが、有効期間や費用を考えると実施は当面、難しい現状だ。

今後、学校として更に子ども達への保健・衛生教育に力を入れながら、他の予防接種の実現を目指していきたい。



hsf at 02:15│
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