ある児童の問題小さな挑戦者

2007年06月28日

他校との連携と慰労会

6月28日(木)

ヒマラヤ小学校が開校したばかりの頃からヤッギャ校長と共に、地域の学校と連携出来ないか話し合ってきた。学校同士がお互いに情報や知識を共有したり、足りない部分を補ったり、イベント等を開催して教師や生徒同士の交流が出来れば、どの学校にとっても意義があるのではないかと考えていた。特にヒマラヤ小学校のような小さな学校は、他校との連携によって得られるものは大きいと思う。

これまで何度か周辺の公立校などに連携を呼びかけて来たが、その度に公立学校独特の屁理屈が返って来て実現できなかった。現場を見た経験からも公立校の抱えている問題は痛いほど理解できるが、それでも“何とかしよう”と努力しないかぎり、問題は解決に向かわないのではないだろうか。

公立学校の重いお尻が上がるのを待つより、“まずは何かやってみよう”という事で、ここ1年間、私立学校との連携を探ってきたが、数ヶ月前から実現に向けた動きが一気に加速し、僕が帰国する前の4月下旬頃にヒマラヤ小学校を含む22校の私立学校が加盟し、私立学校教育向上協力会(UPSEBEN)という連携組織が設立される事になった。*ヒマラヤ小学校は私立学校ではないが公的な助成を受けていない事から加盟が認められた。

近年、カトマンズ市を中心に巨大私立学校が教育界で大きな影響力を持ち、中小の私立学校の存在を脅かしていることから、“中小私立学校が連携して声を挙げよう”という事になり、今回のUPSEBEN設立の運びとなった。時の運にも恵まれ、良い形で連携に加盟することが出来、ヤッギャ校長と一緒になって喜んだ。

UPSEBENでは月に1〜2回程度、さまざまなコンテストや教師、生徒の交流のプログラムが予定されているが、僕の帰国中にも既に『英語のスペリングコンテスト』が開催され大盛況だったそうだ。ヒマラヤ小学校からも5名の児童がコンテストに参加して健闘した。

プログラムは各校が順に企画し、開催することになっているが、7月にはヒマラヤ小学校でもイベントが予定されている。これから本当に楽しみだ。今後、UPSBENの活動に積極的に参加することで、ヒマラヤ小学校として最大限、学びの収穫を得たいと思う。

慰労会今日は夕方からパタン市内のレストランに先生達が集まり慰労会を開催した。帰国中、支援者から、“子ども達のためにより一層、頑張って欲しい“と、慰労会開催のための浄財を頂き、今日の開催となった。リラックスした雰囲気の中で楽しい夕べのひと時となった事はもちろん、子ども達の事、学校の事、社会の事、家庭の事など、普段、職員室ではなかなか話せない事もゆっくり話す事が出来、貴重な時間となった。今回の慰労会は先生同士の理解を深め、協力体制を再構築する意味でも本当に良い機会となった。

慰労会開催の浄財を頂いた皆さんへ、この場をお借りしてお礼を申し上げたい。ありがとうございました。



hsf at 01:09│
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