交流活動感慨を覚える。

2007年03月09日

現実問題

3月9日(金)

日本から一通の手紙が届いた。長年に渡り僕の治療活動と生活面をご支援頂いている支援者の方からだった。手紙には先日のテレビ放映の感想と共に、いつも謙虚であること、苦しい時も歯を食いしばり、コツコツと小さな努力を積み上げるようにと、激励の言葉が書き綴られてあった。既に80歳を超えたご高齢の方だが、しっかりとした文字からは暖かい優しさが滲み出ていた。

僕がネパールで生活しながら、無料の治療活動を続けられるのは、僕、個人を応援してくださる、こうした支援者の方がいるからだ。もし支援者の方の理解がなければ、恐らく9年間も活動を続けて来られなかったと思う。理解ある支援者の方々と出会えたことが、僕の大きな幸運のひとつだった。

テレビ放映の後、若い人達から大きな反響があった。日本の若者がネパールの現状に驚きながらも、“何かしたい”と、声を上げてくれた事は本当に嬉しく、若者が夢や優しさを持っていることを強く実感した。実際にネパールで一緒に活動したいと申し出てくれた若者も何名かいたが、途上国とはいえ、生活をしながら活動を行なうためには、資金面の問題をクリアしなければ難しい。これはどうしても避けて通れない現実問題だ。

若い人たちが経済的な理由だけで活動を諦めざるを得ない現状は、とても残念な事だ。青年海外協力隊という道もあるが、若い人の情熱や能力を小さなNGOレベルで活かす事が出来れば、もっと意義があるように思える。若者がどんどん活動に参加し、存分に活躍できる支援システムを構築できないだろうか。将来、そういった活動を展開できればと思う。

今日はクリニックでの治療を終えた後、明日、参加を予定している医療キャンプの準備に追われた。開催地が山奥であること以外、どんな場所かわからないため、可能な限りの荷物を詰め込んだ。明日も全力で頑張りたい。



hsf at 03:26│

この記事へのコメント

1. Posted by hanamizuki   2007年03月18日 23:19
私はTVで吉岡さんを知りましたが、その人柄を感じてみなさんが応援される気持ちがよくわかります。
そして「若い人たちが経済的な理由だけで活動を諦めざるを得ない現状」、まさにそうですね。改善できればと強く思います。
2. Posted by 吉岡大祐   2007年03月20日 02:15
hanamizuki様
お返事が遅くなってしまい失礼いたしました。僕、個人を支援して下さる方々、ヒマラヤ小学校の子ども達を支援してくださる方々、貧しい母子家庭の女子を支援してくださる方々、本当に万言に尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。僕達として皆さんの思いをしっかり受け止め、少しでもお気持ちに添う活動を目指しています。

若い人達の情熱をいかに活かすことが出来るか、本当に大切な事だと考えています。

ありがとうございました。
交流活動感慨を覚える。