コカナ村

2006年12月25日

クリスマスケーキ、シッディプール村

12月24日(日)

クリスマスケーキ朝、ヒマラヤ小学校へクリスマスケーキを届けた。10キロもある特大ケーキ。子供達にクリスマスを楽しく過ごして欲しいと、支援者の方からのプレゼントだ10キロもあるのでパタン市内のケーキ屋さんからの運搬は大変だったが、何とか形を崩さずに届けることが出来た。

ケーキを見たときの子供達に反応はなかなか面白かった。どの子供達も一瞬、完全に動きが止まったようだった。指を咥えて見つめる子、嬉しさのあまり踊りだす子など様々だった。普段ケーキなど口にすることが出来ない子供達だけに喜びも大きく、興奮した子供達を落ち着かせるのは、なかなか大変だった。

嬉しそうに、美味しそうにケーキを食べる子供達の表情は、なんともいえぬ可愛らしさがあった。試験が終わったばかりの子供達にとって、今日は何よりのプレゼントとなった。

スックルケーキを配った後、急いでシッディープール村へ向かった。今日はロータリークラブの要請を受け、シッディープール村の貧しいお年寄りを治療する日だった。シッディプールはパタン市内から車で30分ほどの長閑な村。日本からも多くの支援活動が行われている。村にはスックルと呼ばれる筵の生産が盛んで、村の女性達の多くは軒先でスックルを織っている。スックルを町で売って僅かながら現金収入があるため、何となく貧しさは感じられなかった。それでも村の中へ入ると、やはり貧しい現状が目に入ってきた。

貧しい人々にとって、大きく降りかかってくる問題の一つは間違いなく医療だ。貧しい家庭の多くは医者にかかれないため病気を放置したままにし、結局、治るはずの病気が手遅れの状態になっている事が今でも多いようだ。今日、治療を行なった患者さんの中にも、そういった状況の人がいた。医療保険など社会福祉の整備は、間違いなくネパールの緊急課題の一つだと思う。

結局5人ほどの治療を行ったが、患者さんの希望で来週も村で治療を行うことになった。少しでも自分の鍼治療が村の人々の役に立てばいいなと願っている。来週も頑張りたい。



hsf at 19:06│
コカナ村