西ネパール訪問ダサイン祭り

2006年09月10日

清掃活動

9月10日(日)

清掃今日からヒマラヤ小学校で昼休みの後の清掃が始まった。先日(8月30日付『積極的な活動』)の記事でも書いたが、支援者の方から学校の清掃状況についてご指摘を受けた事が切欠となり、子ども達と教職員が一緒になって教室や校庭の清掃をする事になった。

日本では子ども達自身による学校の清掃は多分当たり前の事だと思うが、(少なくとも僕が高校生までは学校の掃除をしていた。)ネパールで学生自身による学校の清掃など今まで一度も聞いたことがない。良い意味でも悪い意味でも、伝統的なカースト制度が関係しているのだと思う。

今回、その伝統や習慣を越えての活動だけに心配もあったが、ヤッギャ校長の尽力により早期に活動を始めることが出来た。支援者の方のご指摘や気持ちをきちんと受け止め、常により良い学校つくりを目指して取り組むヤッギャ校長の誠実さと行動力には頭が下がる思いだ。今日は学校にある2本の箒を皆で使い廻して学校を清掃した。今後、各クラスに清掃道具を整備して、継続的な活動としてヒマラヤ小学校に定着させたいと思う。

『子ども達の顔や体が汚れているときには、先生達が子ども達を綺麗にすべきだ。』とのご指摘については、まだ水問題が大きなネックとなっている。ヒマラヤ小学校の裏にある井戸は既に枯渇している状態だ。子ども達の飲み水は毎日、子供達と用務員のハリさんがモンゴル先生の家からバケツに入れて運んでいる。児童数も増え、また水を飲む機会の増える夏には、一日何回もモンゴル先生の家から水を汲んでこなければならない。こんな状態なので子ども達の体を洗うシラミ退治や、栄養摂取プログラムにも大きな影響が出ている。

ヒマラヤ小学校に水道を引くには高額の費用が必要だ。今の学校の運営状況では、とてもこの費用を負担することは不可能だ。暫くは我慢の毎日が続くと思う。出来るだけ早い時期に郡の開発局やネパール国内のロータリークラブ等に水道整備の助成について申請をしてみたいと思う。

支援者の方をはじめ外部の意見にいつも耳を傾けながら、常に戒真の要有りと考えることが、良い活動を目指す上でとても重要な事だと思う。




hsf at 04:36│
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