翻訳作業清掃活動

2006年09月08日

西ネパール訪問

9月8日(金)

今月下旬、ディリチョール村という(ジュムラから歩いて数時間)西ネパールの小さな村を訪ね、ケナフ栽培の指導を行うことになっている。村の学校で使う紙の自給自足が今回の大きな目的だ。西ネパールの村を訪ねるのは初めてなので、現地の人々と触れあい、文化や習慣を直に見られる事をとても楽しみにしている。

8年ほど前、東ネパールのタプレジュン周辺を訪ねた時も、現地の人々の生活を直に見ることで大きな学びの収穫を得ることが出来た。8年経った今でも、現地の人々(リンブー族)との交流が続いていることは僕の大きな財産でもある。

今回の訪問では兎に角、現地調査に全力を注ぎたいと考えている。気候などの栽培条件はもちろん、現地の人々、とりわけ紙を使うであろう村の子ども達の希望(現在、どんな紙を使っているのか、将来どんな紙を使いたいのか等)をしっかり確認したい。現地をしっかり理解することが、成功の大きな鍵だと思う。

時々、現地を無視した支援活動を目にする事がある。支援する側の一方的な価値観の下に活動を進めてしまい、結局、多額の費用と労力を注いだ活動が現地に根付かず、人々の善意が無駄になってしまう例が多いようだ。

どんな支援活動でも一方的に押し付けるのではなく、現地の人々のニーズや気持ちをしっかり理解すること、その活動から生まれる効果や其の先の目標を明確に定めることが必要であると思う。支援する側の一方的な考えが、結局は『遣ってもらって当たり前』という、悲しく愚かな考えを現地の人々の心の中に作りあげているように思えてならない。

これまでのカトマンズ盆地でのケナフ活動同様、たとえ時間が掛かってもしっかり現地の人々との理解を深めながら、地域に根ざした活動へ発展させていきたいと願っている。

今日は村での活動に備え、頭を丸坊主にした。これでネズミやシラミなど感染症を起こす動物や虫が寄って来なくなるだろう。活動には自身の健康管理が何よりも重要だ。精一杯頑張りたい。



hsf at 03:14│
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