運動部設立の夢進学の悩み

2006年07月18日

クイズコンテスト

7月18日(火)

朝、食堂の内装工事に使う建材の購入を済ませた後、第2回こども環境ケナフ会議の準備を進めた。これから参加各校や参加者への最終的な通知や発表内容の確認など、細かい詰めの作業を進めなければならない。参加する学校の多くはインターネットが整備されておらず、また電話のない学校も多いため、一校ずつ学校を周って用件を伝えなければならない。これが今回の会議準備の一番、大変なところだ。何時もの詰めの甘さが出ないよう、昨年の会議の経験を活かして頑張りたい。

クイズ午後、ブンガマティ・コカナ方面の学校を訪問するついでに、ヒマラヤ小学校を訪ねた。今日はケナフ会議の準備で環境省訪問中のヤッギャ先生の代わりに、モンゴル先生が2、3年生を纏めクイズコンテストを開催した村に関する質問や得意の日本語に関する質問、其の他にも世界各国の面白い話題を取り入れた素晴らしい内容だった。特に3年生のビナが楽しそうな笑顔でクイズに参加している様子が印象的だった。

モンゴル先生は日頃から詰め込み式の教育に否定的な考えを持っている。よく子供達を運動場へ連れ出して授業をしたり、時には今日のようにクイズコンテストを開催して、子供達に楽しい時間を提供している。子供達の生き生きした表情からもモンゴル先生の授業の楽しさが良く伝わってくる。モンゴル先生のようにステレオタイプでない授業、しかも自主的な活動は他の若い先生達の大きな見本になると思う。

夕方からコーサルタールへ出かけ、サダナと共にケナフ会議用パンフレットの最終的な編集作業を行った。これまで試行錯誤を繰り返して来て、今日なんとか第2回会議のパンフレットが纏まった。予想以上に良い内容に纏まったと自負している。今回、編集責任者として大役を果たしてくれたサダナに感謝したい。

サダナ投稿先日、『僻地の声』(グラ‐ミン・ア‐ワージュ)という新聞に、サダナの書いたケナフに関する記事が掲載された。小さな新聞だが、予想外に大きな反響を読んでいる。会議の前ということで本当にタイミングもよかった。新聞を読んで興味を持った人達にも、ぜひ会議に参加して貰いたいと思う。この機会に1人でも多くの人にケナフの事を知ってもらいたい。





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