ジャカランダの開花新しい試み

2006年05月29日

子ども達の熱意

5月29日(月)

午前中、昨日に引き続き銀行と郵便局で雑用を済ませた。

昼からサダナと共にヒマラヤ小学校を訪問。久しぶりのサダナの訪問を子供たちがとても喜んでいた。
その後ブンガマティ村にある学校を訪ねケナフの種まきをする予定だったが、学校側の勘違いか種蒔きの準備がまったく出来ていなかったためその学校をお預けにして、他校で種まきをすることにした。ネパールでは打ち合わせをしっかり行っていても、こういう結果になる事が多い。何事も慌てないネパールの国民性だと思うが、こればかりは何年暮らしてもなかなか慣れない。特に日本から戻ってきたばかりの今のような時期は、文化・習慣の違いを強く感じる事が多い。

その後、アダルシヤ学校とルドラヤ二学校を訪ね、ケナフの種まきを行った。アダルシヤ学校では併設されている障害児クラスの聾唖の子供達が、一生懸命土起こしを手伝ってくれた。また、種蒔きに参加した他の障害児もケナフの種を蒔けた事をとても喜んでくれた。

ルドラヤ二学校の子供たちもケナフの種まきを心待ちにしていた様子だった。今年は観察参加児童を総入れ替えし、新しい子供達が観察に参加する事になっているが、昨年、観察に参加した上級生が細かい点などを下級生に伝えている姿を見ると、少しずつケナフの観察活動が根付いている事を実感する。

サンテラ2その後、夕方からブンガマティ村の小川武明寺子屋を訪ねた。大勢の子供達が集まった教室は子ども達の熱気で蒸し風呂の様な状態になる。其の辺りを担当のサンギャさんが考慮して、夏季の間、青空教室を開催する事になった。夕方、涼しい風が吹く中での勉強は、子ども達にとっても良いことだと思う。


サンテラそれにして筵の上で、直向に字を覚えようと頑張る子ども達の姿には、何時も感動を覚える。この勉強への熱意はどこから出てくるのだろう。子ども達の一生懸命な姿から勉強になる事が本当に多い。









hsf at 04:47│
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