調印式ネパールへ戻りました。

2006年04月27日

難しい局面での成功

4月27日(木)

朝、ヤッギャ校長、モンゴル先生、サダナが集まり、釜野先生をお見送りした。この4日間、本当に慌しく緊張の毎日だったが、何もかも信じられないほど上手くいった。乾坤一擲の意気を燃やしてネパールを訪問された釜野先生。どんな状況でも希望を持ち続け、努力を続けたサダナさん、調整役としてサダナさんを小まめに支えたヤッギャ校長、『ケナフ活動を成功させたい』という皆の思いが、成功に繋がったのだと思う。難しい局面での成功だったからこそ、今後の活動に大きな好影響を与えると思う。

釜野先生を空港へお見送りした後、8月12日、13日に予定している『第2回こども環境会議』のパンフレット作りに取り掛かった。何とか5月の第1週にはパンフレットを完成させたい。

ネパールは、ほぼ普段通りの生活を取り戻した感じを受ける。不足していたガソリンや灯油、ガスといった生活必需品も町で見かけるようになり、物価も落ち着きつつあるようだ。人々からは議会の復活に対する希望と不安の両方の声が聞こえてくる。今回の『足して2で割る』解決が後を引きずる結果にならなければ良いと思うが、暫くは紆余曲折が続くと思う。今はネパール人独特の暢気さに大きく期待したい。


hsf at 03:09│
調印式ネパールへ戻りました。