命がけの活動調印式

2006年04月24日

表敬訪問

4月24日(月)

早朝、外出禁止令が発令される前にサダナを迎えに行き、釜野先生の宿泊先を訪ねた。ヤッギャ校長も参加して、8月に予定している第2回こども環境ケナフ会議や今後の活動について打ち合わせを行った。釜野先生とお話をしていると、いろんな方向性が見えてきた。釜野先生の情熱に士気も上がっている今、必ず会議を大成功に収め、更にケナフ活動を盛り上げたいと思う。

コイララその後、外出禁止令の最中、治安部隊の車両を使って環境・科学技術省を訪問。プロカシュ・コイララ大臣を表敬訪問した。ケナフに強い興味をお持ちの大臣からは、個人としてもケナフ活動の成功に全面的に協力したいとお話いただいた。大臣にはケナフに強い関心をお持ちいただき、本当にありがたい。サダナさんが足繁く環境省へ通い、ケナフの話を続けた成果だと思う。

プロカシュ大臣その後、森林土壌防災大臣を訪ね、今後の活動について話をした。ケナフ活動は環境、教育、農業、産業、森林保護など分野が多岐に跨るため、それぞれの省庁で活動の話をしなければならない。森林土壌防災省でも良い手応えを感じた。まずはケナフを知っていただき、各省庁で出来る協力をいただければと考えている。

今日は2人の大臣とお目にかかり、大きな手ごたえを感じた。何とか釜野先生が滞在される26日までに、一度諦めた調印を実行したい。

夕方、外出禁止令が解除されたためサダナを送り、その後、タメルにいらっやるチョラ・チョリの皆さんを訪ねた。いろいろと情報交換を行いながら、デモの随所に見られる『ネパールらしさ』について話していると、楽しくて気持ちがすっきりした。

『明日、明後日には。。。。』なんて話をしていると、深夜、国王が声明をだし、解散したままの下院復活を表明した。政党側は声明を歓迎している様子なので、状況は収束すると考えられる。今回の騒ぎも結局はアジア的な結末に終わった。このまま静かになるとありがたい。



hsf at 02:30│
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