延期か?デモ

2006年04月21日

ケナフ活動

4月21日(金)

デモ朝、予定通り日中外出禁止令が敷かれる事を知った。その事を受け、サダナ、ヤッギャ校長と協議した結果、25日に開催を予定していた調印式は延期する事にした。自分達の中では実行出来るという信念を持っていても、やはり周囲の人々に心配や迷惑を掛けてまで実施する事は適当でないとの判断からだ。早速、環境省、カトマンズ市、森林土壌防災省へ調印式の延期を連絡した。政府側の担当者からは『なぜ?』というような返事だったが、決まったことは仕方ない。これまで進めてきた事が決して無になるとは思わないが、25日の調印式を目標に頑張ってきただけに、思わず溜息が漏れた。

ベトナムにいらっしゃる釜野先生にも調印式の延期についてメイルでご連絡したが、釜野先生からは『調印式が出来なくてもネパールを訪ね、今後の打ち合わせがしたい。それが大事だ。』という前向きなお返事を頂いた。モヤモヤしていた心の中がすっきりした思いだった。同時に釜野先生のケナフに対する強い熱意と情熱を改めて実感した。上記の通り、関係省庁には延期という事で連絡済みのため、調印式の開催は難しいと思うが、釜野先生には可能な限り意義ある時間を過ごして頂ける様、全力で頑張りたい。



先ほど国王から声明が出された。民政の復活ということだが、これで全ての問題が解決したわけではない。これから山積する諸問題を7政党連合が解決できるのか、険しい道のりが続きそう。


追:大勢の方々から民政復活のニュースについてご連絡を頂きました。
国王が『ほら、やってみろ。どうせ出来ないだろう』と高を括っただけ。これは僕が師事しているK先生のコメントです。今回の動き、このコメントが100%的確だと思います。





hsf at 23:02│
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