ケナフ活動短くなった蝋燭

2006年01月16日

深川市国際交流協会カレンダー

1月16日(月)

ケナフ活動の中心メンバーであるサダナ(18)が、ネパールの代表的な女性雑誌『Voice of woman』の特集記事『ネパールを代表する女学生トップ10』(次号特集予定)の最終選考に残り、今日は最終のインタビューが行われた。

今日はヤッギャ校長とインタビュー会場へ駆けつけ、サダナを励ました。もともとサダナは何事にも動じないほど、どっしりと構えているので、僕達の応援もあまり効果がないように感じるが、それでも『有難う御座います。頑張ります』というサダナの謙虚な姿勢に、選考の光が見えた。

普段、一緒に活動する仲間としても、ぜひトップ10に選ばれてサダナの素晴らしい活躍を多くの人に知ってほしいと思う。これからもサダナには子ども達の憧れの存在として、自らをどんどん高めていって欲しい。31日の発表が待ち遠しい。

今日は北海道・深川市の職員の皆さんに善意で集めていただいた学用品が届いた。遠く北海道から届いた善意に感謝すると共に、どのようすれば皆さん善意が子ども達により上手く伝わるのか、しっかりと考えていかなければならないと思った。支援を呼びかけて下さる方、賛同し集めてくださる方、包装して送ってくださる方、本当に多くの人々に支えられて、この善意が集められ届いたことを、何とか自分なりの方法で子ども達にしっかり伝えたいと思う。

リタカレンダー荷物の中に深川市国際交流協会のカレンダーが入っていた。カレンダーには深川市を訪問させていただいた里親教育基金の奨学生、リタの写真が交流した一巳小学校の子ども達と共に載っていた。早速、リタにカレンダーを届けると、とても驚いた表情で『これは私ですか?』と変な質問をしてきた。まさか自分がカレンダーに掲載されるとは夢にも思っていなかったようで、暫くカレンダーを見つめていた。

リタが深川市の河野市長を表敬訪問した時、河野市長から『深川を第2の故郷と思って、これからも深川を訪れてください。』という暖かいお言葉を掛けて頂いた。その言葉がどれだけリタの心に響いたか、少なからずともリタの窮状や社会からの虐げを見てきた僕には理解できた。カレンダーを見つめながら『勉強を頑張って、また深川へ行ってみたい』と無邪気に話すリタを見ていると、交流が人に大きな力と夢を与えてくれることを実感した。

追:1月28日(土)午後2時から、東京港区六本木にあります『みなとNPOハウス』で開催されます『第1回こども環境ケナフ会議』の報告会に、わたくし吉岡大祐も参加させて頂く事となりました。ネパールでの活動の現状などについてお話させていただきます。ぜひ機会をお作りの上、ご参加くださいます事お待ち申し上げます。当日は会議のドキュメンタリービデオも上映されます。詳しくはNPO日本ケナフ開発機構まで。106-0032東京都港区六本木4-7-14 電話:03-3401-2620 


hsf at 17:32│
ケナフ活動短くなった蝋燭