木の実考えた休日

2005年12月09日

隻手薬師寺子屋、開校1周年!

12月9日(金)

朝、手紙を出しに中央郵便局へ行った。今日は郵便物が沢山あったため時間が掛かってしまった。その後、届いた荷物の受け取りに行ったが、手続き上の問題が発生してしまった。知人や友人に頼み、あの手、この手を尽くしたものの、残念ながら受け取ることが出来なかった。支援者の方の気持ちを子供達に届けることが出来ず、本当に残念だ。思わず溜息が漏れた。

昼からは今後のケナフ活動について打ち合わせ。参加校を増やすため、学校間のネットワーク化を図りたいと考えている。皆で知恵を出し合えば、必ず上手くいくと信じている。

寺子屋勉強夕方から寺子屋を訪問。先日12月1日にブンガマティ村の隻手薬師寺子屋は1周年を迎えた。これまで担任のシャムさんの努力は素晴らしいものがあった。本当によく纏めてくれたと思う。皆で行ったピクニック、一生懸命ゲストの皆さんを歓迎したこと、村のダンス大会に出場したこと、本当に思い出深い1年だった。隻手薬師寺子屋からは今年5人の子供達がヒマラヤ小学校へ入学した。また7名が里親教育基金から就学支援を受け、学校へ通うこととなった。これも大きな成果だと思う。



寺小屋お菓子今日は1周年を祝う、ささやかなパーティを開催し、子供達とお菓子を食べながら楽しい話で盛り上がった。子供達一人ひとりに寺子屋の感想を尋ねると、『シャム先生が優しく丁寧に勉強を教えてくれるので楽しい。』や『毎週金曜日のお楽しみ会で皆と踊りを踊るのが楽しい』など、さまざまな感想が聞けた。シャムさんからも子供達に『君達は1年間、本当によく頑張りました。先日のダンス大会でラジカセを貸し出した時、君達が僕との約束を守り、きちんと返却したことに僕は君達の大きな成長を見ました』と目に涙を浮かべながら話していた。シャムさんは将来、教育者を目指す若者。シャムさんにとってもこの1年間は、大きな収穫になったことと思う。


寺子屋踊り今日は1周年記念にノートを3冊ずつ配布。支援者である愛媛県の隻手薬師の皆さんから頂いた人形とポーチを子供達に配り、最後には皆で踊りを踊って1周年を祝った。これかも子供達の夢が育つ寺子屋として大いに発展して欲しい。


hsf at 02:08│

この記事へのコメント

1. Posted by 益野 初枝   2005年12月12日 15:01
吉岡先生
こんにちは 今日 ケナフの事務所に行きましたら先生から写真とDVDがとどいていました。皆で 楽しく拝見しました。吉岡さんの 写真は どれも 人物の表情の一番輝いているところを 上手にきりとっていて 臨場感が伝わってきますね。愛情だとおもいます。 さて残念なことにケナフのpcでは 再生できず その理由も わからず とりあえず 益野家のpcにいれてみましたが やはり ソフトがないと 再生できないようです
これから 電気やさんに いって 聞いてきます。 こちらでも 記録のアルバムを作りましたので お送りしたいのですが ブログの記事によると 手続きの 不備で受け取れない荷物があったようですね。 こちらから物品を送るときの注意点がありましたら 教えてくださいますか?

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