会議の準備残すところ僅か。

2005年11月16日

自立への夢

11月16日(水)

今日からクリニックを再開。患者さんから『待ってましたよ』なんて言葉を掛けられると、やはりクリニックは自分の居場所なんだなぁと感じる。治療を求める人がいることは、本当にありがたい。

昼から第1回こども環境ケナフ会議で司会を務めるFM局のアナウンサーと打ち合わせを行った。司会の人達は、今まで会議の司会を何度も務めた事があるだけにアイデアも多い。今日も貴重なアイデアを頂き、実り多い打ち合わせとなった。

kenafヤッギャ先生、サダナと3人で進めてきた会議の準備だが、イベント企画会社に任せていてはきっと得られなかった貴重なアイデアや素晴らしい人々との出会いを得ることが出来た。そして何よりも、3人で協力して目標に向い、一つずつ積み上げていく喜びを得ることが出来た。全力で出来る目標や夢があることは本当に幸運な事だと思う。

今回の第1回こども環境ケナフ会議は世界で初めての試みでもある。子供たちからどんな意見が飛び出すのか楽しみだ。2部のパネルディスカッションでも環境、教育、産業分野の有識者による貴重な意見交換が出来ることは、今後のネパールでのケナフ活動に大きな意義があると思う。

ヒマラヤ小学校は現在、日本の皆さんの暖かい善意によって支えられている。しかし何時までも皆さんの善意だけに頼っていてはいけないと思う。今まで海外の支援で造られた学校が、数年で廃校になってしまったケースがある。建物(箱)だけを造り、管理・運営の一切を地元に任せてしまう支援側にも問題はあると思うが、地元の人々があまりにも支援に頼りすぎ、外国支援に過剰な期待をしていることも大きな問題であると思う。

今はまだ夢のような話かもしれないが、将来はヒマラヤ小学校に職業訓練所を整備して、卒業生が学校を支えるような仕組みを構築したいと考えている。そのためにもケナフはとっても重要だ。たとえ僅かな支援であっても、卒業生が学校を支えることに大きな意義があると思う。『ここまでは何とか自分達で出来るようになったが、これは未だ自分たちでは出来ないので応援して欲しい。次はここまで頑張りたい』というように、ネパールの自助努力の意識を高めていくことが大事だと思う。まだまだ道のりは長いが、まずは土曜日の会議を成功させ、子供達と共に大きな夢の第一歩を踏み出したいと思う。


hsf at 02:12│
会議の準備残すところ僅か。