有難う御座いました。会議の準備

2005年11月14日

再確認

11月14日(月)

朝、ヒマラヤ小学校学校運営委員会のミーティングに参加し、日本帰国について報告。今回の帰国はとても短時間では話しきれないほど濃い内容だったので、今日は簡単な報告だけ行い、後日、改めてリタと共に詳細を報告することにした。

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その後、日本からお越しになられている歯科医の渡辺先生を訪問。渡辺先生には11日(金)、ヒマラヤ小学校で恒例の歯科検診をして頂いたが、僕は残念ながら、ネパールへ戻るのが遅れてしまい参加出来なかった。昨夜も先生を訪ね、渡辺先生から歯科検診の様子や子供達の歯の状態などを伺ったが、やはり継続的な歯磨き活動の実施が欠かせない事を改めて感じた。渡辺先生にはこうしてネパール訪問される度に、ヒマラヤ小学校で歯科検診をしていただき感謝の気持ちで一杯だ。


laximicその後、ヒマラヤ小学校でチョラ・チョリの皆さんを迎え歓迎会を開催した。僕にとって約1ヵ月半ぶりのヒマラヤ小学校だったが、子供達の元気な顔を見ただけで日本帰国の疲れが一気に取れた気がした。


交流会はでは子供達が一生懸命練習を重ねてきた歌、踊りに加え、ピアニカや劇も披露され、大いに盛り上がった。特に劇は主人公のお爺さん役を口蓋裂の問題から発声障害のあるにロージュが務め、見事に大役を果たした感じを受けた。ヒマラヤ小学校には障害を持っている子供が各クラスにいるが、皆、‘障害があってもできる’という大きな力と可能性を見せてくれる。子供達全員に平等なチャンスを与えたいというヤッギャ校長の姿勢が、子供達に勇気と力を与えているのだと思う。本当に頭の下がる思いだ。今日はヒマラヤ小学校の素晴らしさを再確認した気がした。

夕方から19日開催の第1回こども環境ケナフ会議の最終的な打ち合わせを行った。今回の会議、何としても成功させ、今後のネパールでのケナフ活動の大きな足がかりにしたいと考えている。将来、支援に頼るだけでなく卒業生が学校を支える仕組みを構築するためにも、ケナフに賭ける思いは強い。ケナフ活動の成功のためには、今まで以上に地道な活動の積み重ねが欠かせない。一生懸命頑張りたい。




hsf at 23:32│
有難う御座いました。会議の準備